朝、少し楽に起きられた。
昨日より、気持ちが軽い気がする。
「もしかして、もう大丈夫かも」
そんな感覚が、ふっとよぎることはありませんか。
この“少し元気が戻った感覚”は、
回復の大切なサインです。
でも同時に、
いちばん無理をしやすいタイミングでもあります。
回復途中は「スタート地点」ではない
元気が少し戻ると、
つい「さあ、動かなきゃ」と思ってしまいます。
でも、ここはゴールでも、
新しいスタートでもありません。
まだ回復の途中です。
筋肉痛が残っている状態で、
全力疾走しないのと同じように、
心にも“ならし期間”が必要です。
この時期にやりがちな3つのこと
① 一気に取り戻そうとする
「休んでいた分、取り返さなきゃ」
そんな思いが湧いてくることがあります。
でも、回復は直線ではありません。
取り戻そうとするほど、
心と体はまた緊張してしまいます。
② 周囲に「大丈夫」と言いすぎる
少し元気になると、
周囲を安心させたくて、
「もう大丈夫です」
「普通に戻りました」
そう言ってしまうことがあります。
でも、その言葉が、
自分を追い込む約束になってしまうこともあります。
③ 元の自分に戻ろうとする
「前はできていた」
「これくらい普通だった」
そう思い出すほど、
今の自分が物足りなく感じてしまいます。
でも、回復後の自分は、
以前と同じである必要はありません。
気をつけたい一番のポイント
この時期にいちばん大切なのは、
調子のいい日を基準にしないことです。
元気な日は、
あくまで「一時的に楽な日」。
少し重い日が戻ってくることも、
回復の流れの中では自然なことです。
調子の波がある前提で、
生活や期待値を組み立てることが、
回復を安定させます。
「できた」より「無理しなかった」を評価する
このフェーズでは、
- 今日は早めに切り上げられた
- 休みたいときに休めた
- やらない選択ができた
こうしたことを、
前進として扱ってください。
動けた量より、
自分を守れたかどうかのほうが、
ずっと重要です。
少し元気が戻ったあなたへ
今のあなたは、
「もう頑張れる人」ではなく、
「頑張らなくても大丈夫な状態をつくっている途中」です。
急がなくていい。
戻らなくていい。
回復は、
静かに、ゆっくり進むものです。
もし今、
「自分は回復途中なのか、次に進む時期なのか」
迷いがあるなら、
今の状態を整理するために、
次の診断が役立つかもしれません。


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