小学校入学をきっかけに訪れる「小1の壁」。特に共働き家庭では、学童の閉所時間や突発的な休校などが重なり、働き方の見直しを迫られることも少なくありません。
本記事では、共働き家庭が選べる働き方の調整方法をQ&A形式でまとめました。家庭内の役割分担から勤務制度の活用まで、無理なく続けられる方法を解説します。
※「小1の壁」基礎解説はこちら:小1の壁とは?基礎解説
※対策の全体像はこちら:小1の壁の対策一覧(働き方・家庭調整・学童対策)
※学童問題に特化した記事はこちら:学童問題をどう乗り切るか
Q1. 小1の壁が共働き家庭の働き方に影響するのはなぜ?
最大の理由は、保育園よりも「子どもを預けられる時間が短くなる」ことです。
- 学童の閉所が17〜18時で早い
- 学校行事・短縮授業・長期休みが多い
- 急な下校(発熱・トラブル)への対応が必要
特に「勤務終了時間に間に合わない」「突発的な呼び出しが増える」ことが、働き方に大きく影響します。
Q2. 共働き家庭が取りやすい働き方の調整方法は?
現実的な調整方法は以下の5タイプがあります。
① 時短勤務の活用
最も利用しやすい制度です。メリットは確実に就業時間を短縮できること。
- 学童の閉所時間に余裕を持って迎えられる
- 朝の支度や宿題対応の負担軽減
ただし、給与が減るため、お金の面から考える小1の壁(学童費用・時短の給与impact)で詳しく解説しています。
② フレックスタイム制度の利用
コアタイムが短い職場であれば効果大。
- 朝の登校付き添い後に出勤できる
- 夕方の迎えに合わせて早めに退勤し、残りを夜に勤務可能
③ テレワーク(在宅勤務)
週1〜2回でも非常に有効です。
- 下校後の「在宅学童」的な過ごし方が可能
- 急な呼び出しに対応しやすい
④ 勤務日・勤務時間のずらし(夫婦で調整)
夫婦どちらかが「早番・遅番」を交代制で担当することで、迎えの負担が分散できます。
⑤ 転職・配置転換
最終手段ですが、 より柔軟な働き方ができる職場に移ることで一気に負担が軽くなるケースもあります。
Q3. 夫婦で働き方を調整する場合、どんな分担が現実的?
現実的な分担例は以下の通りです。
- 平日の迎えはA担当、朝の付き添いはB担当
- 宿題を見る担当・夕食担当を分ける
- 片方が在宅勤務の日は、もう片方が出勤
- 学校行事は交代出席
重要なのは「家庭内で業務が偏らない仕組みづくり」です。
Q4. 学童の閉所時間に間に合わない場合の選択肢は?
働き方だけでなく、以下の方法も組み合わせるのがおすすめです。
- 有料の民間学童(延長19〜20時)
- ファミサポ(送迎+自宅待機)
- 祖父母支援(一時的に)
- 在宅勤務日を決めて学童利用日を調整
学童問題の詳細はこちら: 学童問題をどう乗り切るか(入れない・延長・費用・代替案)
Q5. 小1の壁を乗り切るために「今から」できる準備は?
入学前からできる準備は以下の通りです。
- 子どもに「留守番の練習」を少しずつ始める
- 夫婦で仕事の調整を話し合う(月単位)
- 学童の締切・入所基準を確認
- 学校の年間行事予定を把握
- 長期休みの預け先の確保(早めが重要)
働き方と学童、両面から対策すると負担が大きく減ります。
まとめ
共働き家庭の小1の壁は、「働き方の調整」「学童対策」「家庭内の分担」の3点を組み合わせることで現実的に乗り越えられます。
次の記事では「お金の面」から小1の壁を解説します。


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